香港人の優しさ


通常香港人は親切でありません。街行く人は皆急いでいて、自分が先に行きたがる人が多く、道に迷って聞いても「知らない」で済まされます。しかしそれは私は成人健常者、あなたも成人健常者、どうして優しくしないといけないの?という概念です。つまり他人に興味がないのです。それが一旦杖を持っていたり、赤ちゃん連れであると分かると態度が一変します。今回を杖を突いて歩く事2週間。その間、ちょっと道で立ち止まってると「何かお手伝いありますか?」と聞いてくれます。道を開けてくれます。エレベーターを乗るまで待ってくれます。赤ちゃん連れの時は、雨降りで傘の持ち合わせがない時は、道行く人が傘をさしてくれます。地下鉄、バスでは席を譲ってくれます。見知らぬ人が赤ちゃんに笑顔で話しかけてくれます。赤ちゃん好きが多いのです。根は優しい香港人。他人との距離を持ちながら、弱者をすぐに助けてくれる。私はこんな香港が大好きです。

今回、退院する時、入院手続きを担当してくれた看護婦さんに廊下でばったり会いました。駆け寄ってきて笑顔で目をウルウルさせてくれています。いつもが優しくない香港人なので優しくされると感激するのか、今回、香港人の看護婦さんも皆、結構優しかったです。


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