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2月, 2015の投稿を表示しています

会社の団結手段

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毎年恒例の会社のスプリングディナー。今年のテーマは「各国民族衣装」。 てな訳で写真のような格好のショップスタッフ達。日本の衣装チームは浴衣に、おばさんかつら、白塗り顔と大変なことになっています。タイ、韓国、エジプト、写真は「ベルサイユのばら」っぽくプリンスとプリンセス。この格好で若いショップスタッフ達がステージ上でブランド対抗ドタバタ劇を大声で繰り広げます。パーフォーマンス途中にベストセールスのスタッフ表彰があり、表彰とスタッフのスピーチが続きます。進行のMCの声もだみ声大きく最後は雑音に聞こえてきます。年に一度で十分すぎると思った私でした。 しかし、これもショップスタッフ士気高揚の為の会社の手段。結束力を高めてセールス向上につなげる目的です。香港人社長は利是を配りラッキドローを奮発してショップスタッフを盛り上げます。そして若くて可愛いショップスタッフ達は会社の意向を知ってか、香港人社長にアプローチし黄色い声をあげてワッショイします。資本者と労働者の図がここにもあります。 のどけしと 思へば悲し 天安門 季語 : のどけし(春)

花火テレビ中継

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香港は花火のある日はテレビ局がライブで放送します。ちゃんと進行役の司会をつけ打ちあがる花火に音楽をつけて、1章毎にテーマを紹介します。 来港当初、花火をテレビで見るなんて滑稽と思ってましたし、迫力にも興奮にも欠けますが、行き帰りの混雑、時間を考えると今年は家でテレビで鑑賞に決定。 花火の日は海側の主要道路は封鎖。私が秘書として新しい頃、ボスにこの件をお伝えするのを忘れ、香港島裏側のご自宅から車で外出され大変な目にあったと叱られました。外出するのに不便なので注意が必要です。 明日は我がご主人様のフィリピンの親戚と兄妹との我が家での夕食。我がご主人様は人付き合いにまめな人なので、こんな時に料理の腕を振るうのが大好き。旧正月独自の料理、盆菜の登場です。私はいつもの海苔巻やサラダを作ろうかなー 手をつなぎ 門限気になる 春の夜 季語 : 春の夜(春)

黄大仙

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我が家の旧正月恒例イベント、黄大仙参拝。今年は初二(正月二日)に行ってきました。初一(元旦)より初二の方が人が少ないです。理由は初二は沙田にある車公廟の車公神様のお誕生日で人があちらに集まるからです。それでも人は多く、お線香の煙にまみれ灰だらけになって帰ってきました。下段の写真は羊。12支の像が階段を上がってすぐ、本堂に着く前に建てられています。毎年我が家は風車とお守りを買って1年家に飾ります。今年も良い年になりますように。 この時期、お年玉は家を出る時には欠かせません。マンションのガードさん、管理人さん、ガーデナーさん、掃除の人達にお年玉が必要です。皆、ニコニコして列をなしてビルの下で待っています。金額は多くなくて良いですが、とにかく枚数が必要です。オフィスでも未婚の同僚にお年玉をあげます。結婚してる人には不要ですが自分の部下には既婚未婚問わずあげます。 香港に新しく赴任の日本人にこの習慣を伝えると皆が皆びっくりします。何千ドルもの出費となり自腹で払うからです。しかし香港ではお年玉をあげるのも幸せという概念です。あげる余裕がある、あげる地位がある、それで幸せなのです。 窓開けて 聞く街音の 長閑なる 季語 :長閑(春)

手作りハニーレモン

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もう数年続けている手作りハニーレモン。朝のジョギング後やちょと甘酸っぱいものが飲みたい時に飲んでいます。冬は室温のお水、夏は氷を入れてスッキリと。ただ好きなだけで効能や健康を考えてのことではありません。香港のレモンはアメリカのものでワックスや農薬も多いと思います。なので塩でもみ洗いして水につけ湯をかけて使います。はちみつと一緒に2-3日室温で置いてサラッとしたら飲み頃です。写真はレモン5個分としょうがの千切り、はちみつ一瓶で、我が家もアマさんと約2週間で飲み切ります。 今日は旧正月元旦。本格的にひつじ年の始まりです。香港では「ひつじ」と「ヤギ」は同じ扱いのようでニュースには「ヤギ」年として紹介されます。香港を含む華南地方はひつじよりヤギの馴染みの方が深いようです。 春暁や 朝ランの足音響く 季語 : 春暁(春)

旧正月のお花

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旧正月に向けて花市はすごい混雑。九龍花蘆にある通常は閉鎖されているサッカーグランドの一部も開放してお花を売っています。 旧正月直前の日曜朝、早めに9:30AMに家を出たものの駐車場は完全に満車で待つこと10分。 我がご主人様のフラワーアレンジで、一番上の写真の蘭花が$270、カランコエ$30. この形ですでにアレンジしてあるもを店舗で買うなら$1800はします。やはり自分でアレンジするのが絶対お徳。お約束の金柑と水仙も買い、満足で帰ってきました。鉢物にはコバエがついてきます。金柑の鉢植えを買うときは植物用虫除け剤の用意も忘れずに。 香港人は旧正月前に、ちゃんと髪を切り新しい洋服を用意します。昭和の日本でも同じようにしてたと思いますが、今はあまり構えず新品の服まで用意する人は少ないのでは? 仕事始めは2月23日(月)。暦上では仕事始めには「吉」の良い日だそうで、来る未年も良い年でありますように。 我が心 すさめど城の 長閑なる 季語 : 長閑(春)

変な日本語

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出ました、変な日本語。香港の印刷会社は日本語が分からないので、似た様な字を一つずつコンピューターで探していきます。その為日本人ならすぐに分かる間違いの、”あ”と”お”、”ぬ”と”ね”、”ツ”と”シ”が間違ってたり、小さな”っ”が大きな”つ”になってたりして意味不明になる時があります。それがチェックせずに通り、看板や広告に堂々とのってたりするのでビックリします。 今回はいちごのあまおうが”おまうあ”、ふくおかがか”かおふく” ただこれってちょっとイミテーションっぽい?単純な間違いでなく、意図的にすべてのひらがなを置き換えてるように思えて、ちょっと悪質? 1990年代は日本の景気も良く日本人観光客が沢山香港に来ました。ただ最近はもう日本人観光客を相手にする商売は香港では少なく、免税品店で私が日本語を話してるのを聞いても、その言語が日本語と認識できない販売員がいるほど日本語はマイナーになってしまいました。今は皆が皆、中国語です。 香港の人々はイギリス領の頃は’Speak English’と強制され、中国変換後は’講普通語’と強制され大変です。しかし仕事に就くには英語が必要と知っているので英語を、商売で中国語が必要と分かってるので中国語を、そしてビジネスで日本語、韓国語など必要な人はそれらをしっかり勉強して上手に世の中を渡って歩く逞しさを感じます。 鴨川の さざめき聞ひて 春の夜 季語 : 春の夜(春)

北京のお土産

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北京特産のお土産はあまり美味しいものがはありません。ただこの写真のお饅頭は例外に美味しいです。パイ生地の中に緑豆のあんこが入っています。あまり甘くないさっぱりした甘味。小さな6個入りでRMB32.北京国際空港出発ロビーの特産品店で買えます。 その他はイトーヨーカドーのお饅頭。ずっしりと重い小豆のあんこがはいった小判型。量り売りなので北京語が必須。またお土産用のラッピングはないのでビニールに入れてくれるだけです。こちらは約500gの量り売りでRMB12.やはり空港で買うよりずっと安価。 北京新光天地の改装オープンパーティーと時期が重なり行ってみると、ばったりと弊社社長と専務に遭遇。旅行中で会えるとは思ってないため、自社ブランドは身に着けておらずたいへん焦りました。パーティー帰りには新光天地から立派な箱入り赤ワインをギフトにもらい、すごく豪華。今発展中の、悪く言うと成金趣味の北京では、ギフトもそれぐらい豪華にしないと人々の受けが良くないとか。 囀や つがい妻詠み 夫読み 季語 :囀り(春)

中国の発展

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北京もどんどん高い商業ビルやマンションが建ち開発が進みます。 そのうち、香港ではローライズのビルが嬉しがられるように北京でも開発が飽和状態になると、次には香港と同じ現象が起こるのでしょう。 香港の中国返還1997年に、マスコミがこぞって香港の中国化が進むか、中国の香港化が進むか、どちらか?と取り上げましたが、正解は中国の香港化でした。また香港は中国発展の恩恵にあやかり今だ発展しています。ただ、中国の発展スピードに中国人の教育、知恵、マナーが付いていけないため、公共心に欠け現地に住む外国人と軋轢を生じさせたり、海外に旅行に出た際に現地でひんしゅくを買います。中国人はすごくワイルド。このワイルドさを上手に生かせていけば将来は世界のリーダーになる可能性も無きにしもあらずと思います。 囀りに 木を見上げるも カモフラージュ 季語 :囀り(春)

北京で日本料理

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私がはじめて北京に行ったのは30年前。 その頃は日本レストランは1軒もなく、コーヒーと言う飲み物もありませんでした。人々は国民服を着て黒い革靴を履いていました。 今や、北京にはなんでもあります。それで今回はお寿司に初挑戦。北京育ちのわがご主人様はちょっと怖がってましたが、信頼するホテル内の日本料理屋を信頼する人にお墨付きをもらい行って来ました。香港のお寿司と内容や新鮮さは全然変わりません。値段はこの写真のランチセットでRMB89.北京の水準を考えると香港よりかなり高めの感じがしますが、お寿司を食べたがってる北京在住の娘には貴重なお寿司です。隣のテーブルには日本人の親子がいて、このレストランの信頼が分かりました。ただ、ちょっと街中の個人経営のお寿司屋さんに行くのは、まだ止めた方がよろしいかと思います。 北京の女性はなんとなく気が強そうとひしひしと感じたのは、ショッピングアーケード内。私の正面から女の子と手を引いて向かってきます。私はどうしたらよいのか分からず2-3歩後ろに引きましたが最後までお母さんは手を離さず、娘さんが私にぶつかる手前で手を離しました。お母さん、あれ、私の正面でどうするつもりだったのですか?と質問したい気分でした。 春暁や 漁港の明かりの おぼめきて 季語 : 春暁(春)