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2月, 2017の投稿を表示しています

お雛様2017年

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今年は旧正月用の水仙のお花の咲きが1か月遅かったので、お花が場所を取ってしまって、お雛様の定位置で黒塗りの土台を置いて飾ることができません。私の人形用にガラス箱を我がご主人様が買ってきてくれたので、その同じ棚に今年は飾ることにしました。横にテレビ用のスピーカーがあって何となく申し訳ないのですが、木目込みのお友達と一緒でこの位置も悪くないでしょう。 この頂戴した立雛は「真多呂木目込み人形」です。私が通ってるクラスの先生は「久月」も「真多呂」も両方教授免許をお持ちとの事で両方教えてらっしゃいます。「久月」と「真多呂」はどう違うのか質問してみたのですが、私の広東語ではよく分からない。。。何年も通ってらっしゃる生徒さんで展覧会用の人形が帰って来た時に、名前札に「久月本科」と記されていました。「本科」って?とその生徒さんに質問してみても「なんだろう?本科って何?」と先生にオウム返しの様に質問されててあまりどのコースを自分は勉強しているのか深く考えてないみたい。先生は「この人は両方されてますよ」と言われて納得。純粋に人形作りが好きで、可愛い人形を作りたいと言う気持ちだけでクラスに通われているようです。私自身はもしこのまま続けるなら、徐々に上に上がって行ける充実したコースのある方で勉強したいなと思います。 啓蟄や マネキンも服 軽くなり 季語 :啓蟄(春)

勝ちどき- 作成1

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「勝ちどき」の意味は戦場での勝利の時や戦場に出発時にエイエイオーと気合いを入れる事を「ときをあげる」と言います。展覧会用の五月人形で、男の子が勝ちどきをあげている姿の人形を作ることにしました。人形は顔が大切。手の油が人形の顔に付かないよう顔は直接手で触ってはいけません。サランラップをかぶせて作業します。 首のサイズに合わせてドリルで桐塑に穴を開けます。繊細な人形から想像できないドリルですが、基本作業には欠かせない道具です。 ドリルで大まかなサイズの穴を開けたら彫刻刀で調整して、その後ヤスリで滑らかにします。今までは、うさぎ、犬、鳥や駒等の作品でしたが、今回は初めての「人形」作成。このように首と顔の部分の勉強は初めてです。胴体内部の桐塑は空洞。先生いわく「月餅」のように前後2つの機械を合わせて桐塑をぺったりとくっつけるので空洞になるそうです。 人形キットの値段は日本で10,800円。教室でオーダーしてもらうと、発送料、手数料100ドル追加で0.07の換算レートを使いHK$860。完成品は上の写真の通りです。完成もさることながら制作過程も楽しみです。 暖冬だった今年。今になって寒く週末から約11℃。こんな気候の時期は温かいスープが美味しいです。我が家では豚骨を煮込んで塩こうじで味付けるスープが定番。そこにお豆腐、ジャガイモでも入れるとパーフェクト。 バレンタイン 終わってイースター チョコレート 季語 :イースター(春)

シニア犬のおねしょ

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私の可愛いさくらは今年7月で11歳になります。すでにひげもまつ毛も茶色かった頭の毛も白くなりました。去年夏くらいからですが、たま~に寝てる時におねしょするようになりました。故意におしっこするのでなく、目が覚めたら「ぬれてるぅ~っ、困ったなぁ~」って顔しならがらペロペロ舐めてます。朝、きれいに舐めて跡形もない時がありますが臭いがしたり、やっぱりびしょびしょと言う時もあります。シニア犬になってからおしっこの匂いがきつくなりました。でも、けっして叱ることはしません。夜中眠い時はもぉ~っと態度にはでますが、極めて優しく接します。理由はすでに「困った~ぁ」と言う顔をしてるからです。耳を後ろにして目もへの字にしてうな垂れてるからです。これ以上シニア犬に叱ると言う事はできません。 お散歩から帰ると手足を洗いますが、写真の通りシニア犬は濡れた個所が茶色く乾きが悪くなります。口臭もきつくなりました。最近は歯の歯石を取るために朝はオーガニックのデンタルケアを塗り、夜はスプレーをします。歳を重ねるのは人間も犬も同じ。いつまでもお互い元気で(笑)ママーさくらの関係を長く続けていきたいです。 春暁の 空まだ光る 星一つ 季語 :春暁(春)

木目込み人形 張り子の犬 完成

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張り子の犬かんせーい!化粧回しと耳の部分に金糸を施し、結びの部分に赤糸をつけ、目を入れて完成。可愛いです。結びの部分の糸は、日本のお座布団を思い出しました。木目込む方法ですが、私は自分でやり方を変えてみました。先生から教わった方法は、布を木目に入れてから布を引き出し、木目にのりをつけて木目込むと言う方法ですが、ちりめん生地は木目から引き出すときに伸びる、先に生地を切ってしまうと足らなくなる等が発生します。それで人形師さんが木目込み作業をされている動画を見てみると、糊を付けていきなり木目込まれています。プロのやり方なんだと思っていましたが、自分でトライしてみると結構やりやすい。1)木目に糊を付ける 2)軽めに生地を木目込む 3)その線に沿って生地裁断 4)しっかり木目込む。初心では生地裁断の際はどうしてものりしろが多めに残ります。なので2段階の木目込みが必要です。 来週2月25日は初心者クラス2の最後のレッスン日。初心者クラス3は3月11日からスタート。3で初心者クラスは終了です。次の3か月、また楽しくワクワクして木目込んで行きたいです。 空き缶の 転がす風よ 弥生かな 季語 :弥生(春)

自家製甘麹

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甘酒大好きの私ですが、香港では美味しいものがなく諦めていたのですが、いつも塩麹を作っている「みやここうじ」で甘酒も作れると分かり挑戦してみました。もち米が余ってたので1合分を2合のお水でお粥を炊き。。。ところがもち米ってすごく水分を吸って固いお粥ができました。お粥を60℃にする必要があるのですが、温度計ないので60℃って分からない。その固めのお粥にお湯とお水を割って、お風呂のお湯を想像したりして指を入れたりして「たぶん60℃」(笑)のお粥を作りました。そこにばらしたみやここうじを入れて、炊飯器に布巾をかぶせ蓋は半締めにして約10時間。甘酒と言うよりパッケージ裏の料理方法の「甘麹」のようなもの?(笑)が完成しました。そのまま食べるとほんのり甘くてつぶつぶして美味しい!ヨーグルトと混ぜたり、お湯と混ぜて甘酒も作れます。一人で完食しそうな程美味しいです。また次も作りまーす! 毎日食べてるお米に粘りが足りない。コシヒカリの種で中国で取れたお米を食べているのですが、やっぱり日本米と違います。それで今晩からもち米を混ぜて炊いてみることに挑戦しようと思います。今晩のごはんが楽しみです。 飛び来たり 鳥の地つつく 地虫出づ 季語 :地虫出づ(春)

張り子の犬 - 製作途中2

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もうすぐ完成の張り子の犬。赤い布は糊が付くと目立つので注意を払っているつもりですが、それでも不注意で付いてしまいます。付けちゃった!と思ったらすぐ拭くのですが、それでもシミになってしまいます。曲線の箇所で生地余りの調整をしますが、両耳に皺が入り先生が右の耳のみ調整してくれました。顔のチョッキリ切ってしまった箇所は先生や他の生徒さんも「分からない」と言ってくれたので、まぁ誤魔化しが効いたと言う事で。。。ピンと上がった大きな尻尾と耳のピンクが元気な犬であることを示しています。安産祈願や子供の健やかな成長を祈る為の張り子の犬です。 酉年の木目込みですが、この写真のような作品を完成させた生徒さんがいます。「押絵」と言う製作方法かと思いましたが、これも木目込みだそうです。板の上に酉の形の桐塑が付けてあり、その木目に木目込んでいきます。立体の人形でなくこのような木目込みもあると初めて知りました。すっごく素敵と思います。 合格の 郵便待つ日の 弥生かな 季語 :弥生(春)

ラッキードロー

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毎年恒例の会社の新春ディナー。中華レストランを貸し切ってのパーティーです。各ブランド店舗対抗ドタバタパーフォーマンスに大声の司会の進行。私のテーブルはスピーカー真下と言う事もあり耳が痛いほど大声です。ドタバタパーフォーマンスは小学生であるまいし、もう少し上手にできないかと思うのですが、店舗スタッフ啓発のチームワークを目的としているので、チームビルドができれば目的は達成です。店舗スタッフの売り上げ表彰と勤続年数表彰あり、その後にラッキードローが続きます。香港の会社はラッキードローが大好き。現金、商品券、ギフト商品と100個の賞がありました。終了しても「もっと!もっと!」とアンコールの大合唱で、またボスたちも笑顔でそれに答えます。もちろん大人気はキャッシュ。今年は何もなかったぁ~と諦めて帰宅し、翌朝同僚に「どうしてキャッシュ取りに行かなかったの!」と言われ、広東語での進行が分かってなかった私はHK$1000が当たっていたのです(笑)有難うございます~~。 1000ドル札、黄色の紙幣ですが、偽物が多いらしくお店によっては嫌がる所があります。使えそうな場所をよって使わなければなりません。私自身は通常生活にはHK$500紙幣の方が便利と思います。 制服の 身丈短く 弥生かな 季語 :弥生(春)

香港のお節料理 - 盆菜

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今年の旧正月も我がご主人様の手作り盆菜。先に各食材味付けをしてから盛り合わせます。昔、王様の残り物を家臣たちが鍋に放り込んで食べたと言う言われを持つ盆菜ですが、現在は旧正月に家族が揃ったときに食べるものとなりました。海鮮好きの我が家、海老、ホタテ、牡蠣が上に、真ん中に鶏肉、豚肉、タンなどの肉類、しいたけ、根菜類、野菜類が下になっています。熱くして親戚、家族と鍋を囲みます。 年が明け、いろんな所でライオンダンス(中国獅子舞)の太鼓、鐘の音が聞こえてきます。耳をつんざく音と一緒に獅子舞です。中国古来の文化を間近に見れるのは嬉しいことです。 日脚伸ぶ 父に誘はれ 散歩行く 季語 :日脚伸ぶ(冬)

張り子の犬 ー 制作途中

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張り子の犬の製作途中です。汚れが目立たないように先に赤や黒の模様の部分を終わらせてから白に取り掛かります。まず顔の部分の布の使い方が大事と思い、顔から始めましたが、口の部分でただ糊付けして木目込めばよい箇所をチョッキリと布を切ってしまい、「あぁぁ~!!」と頭を抱えました。剥すにももうしっかりと顔に木目込んでしまったし、たぶん生地が足りない。。。金の糸飾りを付けるので、切れ目をそれで誤魔化しましたが右と左の布目が水平でなく、ひきつって不自然。犬ちゃん、ごめんね。。。。ミスしながら色んな作品で練習して上手くなっていくのかなぁ~? 旧正月ホリデーも終了し通常勤務が始まりました。しかし、まだ仕事を休んでる人もいるし、木目込み人形クラスも来週から。酉年の今年も実のりある年となるよう頑張っていきたいです。 膝毛布 犬すり寄りて 分け合いし 季語 : 膝毛布