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献上 制作過程

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この「献上」を作り出してから、このようなスタイルの男性の召し物は平安装束で「束帯」と言う事を初めて知りました。 上着は「袍(ほう)」と呼ぶそうです。 「袍」の肩には肩パッドが入ってるように、張り出すように作ります。 そうすることで立体感が生まれます。 そして裾は、ちょっと翻ってる様子を出すために削りますが、もとが薄いので桐塑を足してから、少し上に削ります。 袴ももっと盛り上げて、ここでも立体感を出します。 なんか「光源氏」の世界みたいでワクワクします😊 ここまでやってクラスの1時間半は終了、桐塑の乾かないボディーはクラスに置いて帰ります。 クラスの帰りのバスで向かい合わせに座った二人。 一人は男装で、もう一人はギャルっぽい女性二人。 そう、二人はレズで、お互い見つめ合う目はまさに男女の目。 手をつなぎ絡み合わせて、チューもしています。 香港では珍しくありませんが、世の中ほんとうに色んな人がいるんだと思います。 人形の 顔も爽やか なる季節 季語 :爽やか(秋)

メガネかコンタクトか

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若い頃は人前に眼鏡で出るなんて、考えも及びませんでした。 近眼の上に今や老眼が入り、乱視まで入っているので、人目を気にするより快適さを選ぶ歳になり、もっぱら眼鏡👓 でもちょっとした食事やパーティーの時には遠近両用コンタクト。 短時間なので我慢しますが、やっぱりもうコンタクトは見づらいし目がゴロゴロする~ そんな訳で、眼鏡、たくさん持ってます。 でも度の合う眼鏡がどんどん少なくなって、またレンズ作り変えないと~ 手元の作業には、メガネなしで良く見えます。 なんで、木目込み人形の時には、メガネ外して目を近づけて。。。よーくはっきり見えます👍 子供達が小学生のころ、近視が発覚し眼医者さんに連れて行った時、眼医者さんは子供に「貴方が大人になる頃には簡単な手術で近眼は治るよ」と励ましていました。 すかさず、私は子供を差し置いて「私、レーシックできますか?」と質問。 眼医者さんは「貴女はもうすぐ老眼始まるので、お勧めしません!」とキッパリ言い切られました(笑) 実際、それからすこしして老眼になり、今に至ることになりました(笑)(笑) 水張りて 葡萄潜らせる よに洗ふ 季語 :葡萄(秋)

献上 製作開始

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久月人形学院課程の「献上」の製作が始まりました。 100番のサンドペーパーを使って、胴体を磨きます。 袖-- カッターを斜めに入れて袖の折り目は必ずピンと尖らせて。一本の線を手で触って感じられるまでサンドペーバーで磨く。 袂-- 胴体とくっついていると可笑しいので、ふっくらさせるためにも袖側を削って隙間を作る。 サンドペーパーで磨く作業は筋肉痛になりそうなくらい😓、ゴシゴシゴシゴシします。 手も爪も真っ白になって、ネイルなどしてたら、めちゃ後悔すると思います。 まるで職人さんの手になります。 これからしばらく、胴体修正です。 私は胴体修正が木目込みより難しいと思います(汗) 甥っ子の結婚式のテーブルナプキンでクッション2つ作りました😍 会場を去る時、主人がナプキンを4枚もつかみ取ってたので、「またあんなもの持って帰るって😠」と思ったけど、実際、今は感謝してていい思い出になりました。 ジッパー自分で付けれないから、リボンで対処。 秋風の 吹きてうなじを 庇いける 季語 :秋風(秋)

朝陽飯荘 営業休止だって。。。

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i Square27階にある北京料理 朝陽飯荘。 オーシャンビューで景色がよく、お味も良いので主人のお気に入りレストランの1軒です。 息子の誕生日祝いをして、次の予約も、と言ったところ「今月いっぱいで閉店します」だって。。。😨 この日、月曜日でもお客さんは満席。 この様子を見てると閉店は信じられませんが、香港はとにかく家賃が高すぎるので閉店なのでしょう。 上記写真は北京ダック プリプリの海老の炒め物 前菜としての春巻きサラダ 胡麻ドレッシングで美味 豚肉の燻製 ハムのような仕上がりになっています。 卵の燻製 白身はスモーク味、黄身はトロトロでうんま~い💋 魚の蒸し物 これらの料理がもう食べれないと思うと寂しい。。。 香港のレストランや小売りの経営は、家賃との闘いです。 もちろん香港に住む人達も家の価格とも戦っています。 香港の家賃、家の値段 高いわ~😱 秋風に 押され縄跳び くぐり抜け 季語 :秋風(秋)

春風 完成

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久月人形学院課程の「春風」完成~💟 キットについてる折り紙で風船を作り、女の子の手に乗せます。 折り紙「風船」は初めてですが、ネットで作り方を調べて簡単に作れました🎈 髪の毛は歯ブラシを水ですこし濡らして、下と上に髪を分けて何度も何度も優しく梳かします。バサバサだった髪も真っ直ぐになります。 土曜朝、思い立ってフラワーマーケットに行きました。 息子の誕生日用のお花を買い、ルームフレグランスとこの蘭の花を買いました。 へへへ、この蘭はにせもの、プラスチックフラワーです🍁 蘭の花2房と茎の葉っぱでトータルHK$110 枯れることは絶対ありません(そらそうやろ(笑)) 香港のプラスチックフラワーは別名ホンコンフラワーと言われて、香港の世界的リッチマンLi Ka Shingがまだ若い頃に手掛けて大成功したビジネス。 クオリティーが良いと言われ、生花かプラスチックが見分けがつきません。 フラワーマーケットはなぜかニャンコちゃん多いのです。 人慣れして結構フレンドリー😊 オフィスの別部屋と私のいる部屋との空調が繋がってるようで、別部屋が暑いと言い出して、空調を調整すると私のいる部屋が冷蔵庫の様に寒い。。。 いつもの世話焼きスタッフは「寒い?私は特に」とか言い、他の若い子たちも黙ってるし寒がりの私だけかと思ってましたが、もう我慢できない!このままでいると病気なる!と大騒ぎして空調の技術者を呼んでもらいました。 するとすると、「私も僕も」寒いと言い出し、なんで始めから言わないの❗❓と思うのですが、香港人って結構こんなところあるんですよ。 香港人ははっきりしてると言われるけど、自分が一番で騒ぎ立てるのは嫌、特に若い人達でこの傾向が顕著で、実際あまりはっきりしてない人種です。 結局はっきりモノ言うのはどこに国でも、おじさん、おばさんになってからと言う事みたいです(笑) 縄跳びの 回転早く 爽やかに 季語 :爽やか(秋)

制作過程 - 福良雀、春風、まり

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福良雀 記録を見ると3月下旬から始めてる真多呂人形の福良雀。 久月人形学院課程の春風をクラスでしてるので遅々として進まず。。。 可愛そう💧なので、平日夜、ちょこっと木目込んであげました。 背中と尻尾ができただけでも活き活きとしました。 そろそろ春風も完成するので、次の課題のボディー修正中の空き時間にすぐスズメちゃんも完成するでしょう。 春風 正面 この人形の自慢は着物柄の配置と裾の部分。 大柄のお花を袂に持って来て、あとは小さな柄を使い、袂のお花が目立つようにしました🌺 裾は春風が舞って裾がちょっと捲れてる様子を出しています。 内股の足袋と合わせて、女の子の可愛さがよく出ています💘 春風 後ろ姿 後ろはちょっと大柄のお花多めです。 限りある生地で正面を優先して整えると、どうしても後ろに拘りができなくなります。 福岡で買った着物の帯のはぎれ こんなにたくさんで850円❕ 福岡の商店街をブラブラ中、偶然見つけた着物屋さん。 このはぎれでバッグを作ったりする人がいるそうですが、私は木目込み人形に。 お店の人は木目込み人形に使えるか分からないとの事でしたが、下のまりの通り、ちゃんと使えますよ~👍 一枚の生地に赤から黄金へのグラデーションで色が入ってるので、違う配色が楽しめます。  日本の物はやっぱり日本ですねぇ、当たり前やけど(笑) まりの中央にもってくる生地を探していましたが、ピッタリ合います! 綺麗や~ん😍可愛いや~ん💖 蜘蛛の糸 払ひても絡む 残暑かな 季語 :残暑(秋)

熊本

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初めての熊本は甥っ子の結婚式の為👫 こちらで大阪ファミリーと香港ファミリー、そして甥っ子の父方の親族が集合です。 福岡に比べると、本当に小さな街😄 県庁前でもあまり高いビルはなく、路面電車が走っていて静かな街です。 甥っ子がこちらの方とご縁があるとは、私が香港でご縁があったように人のご縁って予想がつかないもですね~ くまモングッズを買いにSun Roadという商店街に一人でホテルから路面電車乗って来ました🚋 自分用の思い出に、くまもん模様のフェースタオルとハンドタオル買いました🎀 偶然商店街でお祭りの御神輿に遭遇。 沢山の「なにやら会」とのぼりを立てて御神輿を担ぎ、長い長い行列です。 ホテルに帰ってテレビで知ったのですが熊本城の城主、加藤清正の「清正公祭り」というものでした。   熊本城は地震のあとがまだ生々しく。。。 再建するにはまだ何十年もかかるかしいです。。。 結婚式は神前結婚式。 袴と白無垢角隠しの新郎新婦。 香港の結婚式とは違う、純日本式の結婚式で息子にも勉強になったことと思います👍 種はある かと葡萄見て 先に聞く 季語 :葡萄(秋)

福岡

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福岡の名物屋台 7月下旬の炎天下では、私はここで食べる勇気がありませんでした。 でも結構皆さん、暑さに強く頑張って食べて飲んでらっしゃいます😳 料金的には観光化されてるからか、屋台でも安い!というプライスでもありません。 福岡中洲 この川を渡ると中洲の繁華街です。 道に迷っても、主人は方向が確か。 「水の匂いでこっち方向って分かる」と本気なのか冗談なのか、まぁとにかく方向性には優れた人物のようです。 福岡天神 川を渡って中洲を越えて、しばらく歩くと天神に着きます。 ここにも沢山の食べ物屋さん、屋台、そして百貨店、ファッション街もあります。 写真は昔懐かしのCA時代の定宿、西鉄グランドホテル😍 初めての見習いフライトは福岡、最初の1年は近距離ばかりでしょっちゅう福岡に来ました。夜遅く着き朝早く出発で、このホテルは何度も何度もお世話になった定宿です。 懐かしいわぁ~😄 海外に出て、日本の空港に着くと「日本の空港の匂い」があると知りました。 日本の空港は消毒液の匂いがするんです。どの空港も、清潔な匂いです。 それに引き換え、1982年に初めて香港の啓徳空港に着陸した時は、ものすごく「ドブ」の匂いがした。。。滑走路が海に突き出ていたので、排水が悪かったのでしょう。 空港から航空会社の寮に連れていかれた場所も,すごくローカルでワイルド💦 当時は「私は大変なところに来てしまった。。。」と思ったものでした、若かったなぁ~私も😙 秋風に 乗り行き帰り 母会いたや 季語 :秋風(秋)

福岡&熊本で食べたもの

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福岡は以前CAの仕事をしてた時は一晩だけのショートステイですが、何度も何度も行きました。 その時はお寿司ばっかり食べてた記憶があります。 今回は主人と一緒なので、自分ではあまり食べないものにも挑戦 熊本は初めて。 どんな所かなぁ~?とすごく楽しみに出かけました。 福岡 もつ鍋 私自身、モツやホルモンってあまり好きじゃない。。。 でも有名ってことで初トライ もつは主人専門、私は他の具材を楽しみました。 福岡 いかの刺身 まだ生きて動いています。 だんだん動かなくなってちょっとかわいそうですが、やはり新鮮さ、美味しさに負けてパクパク行きました😝 福岡 刺身の盛り合わせ 馬刺しも一緒に来ました。 熊本 馬刺し専門店 馬刺しは絶対美味しいから食べてみてと勧められましたが、どうしても食べれませんでした。。。 うちの可愛い犬が殺されて肉にされるような気持ちになり😢、お馬ちゃんは食べれませんでした。 しかし味の分かる人は大変満足だったらしく、他の家族達はペロっと行きました。 写真内は味噌豆腐、写真ないけど、からしれんこんも美味しかったです。 九州のお醤油は濃くてドロッとした醤油。 お寿司屋さんでも居酒屋でもどこでも、この九州のお醤油と普通のお醤油2種類が置いてあります。どちらか好きな方を使うのですが、私自身はサラっとした普通のお醤油の方が好きです。 爽やかな 風袖入りて 深呼吸 季語 :爽やか(秋)