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4月, 2017の投稿を表示しています

手術傷跡

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腹鏡腔手術の傷跡の絆創膏が取れました。4つの傷跡と大腸縫合部分がひきつれる痛みがあります。早く痛みを感じなくなりたいです。おへそは手術穴の一つとなり見事に潰れました。一直線の傷跡はそこから腸を引っ張り出して裁断縫合する為のもの。その他の穴はお腹内部は真っ暗なので光を入れたり、器具を入れたりするもの。もう一つは手術後お腹の中は見えないのでチューブを通して分泌物をパウチに貯めて経過観察します。主治医によると私の傷は小さく綺麗に処理してあるようで、診察のたびに「おお、貴女の傷は大変小さい」とご自分の腕を褒めてるのか、私の回復を褒めてくれてるのか、必ずこの言葉を仰います(笑) 退院直後は出血がまだあり1日20回以上便意を感じどうなるかと思いましたが、手術から1か月。現在すでに出血は止まり毎日の便通は5-6回、力を入れずにスルスルと出てくれます。もう少しすると回数はもう少し減るでしょう。杖なしでも歩けるようになりました。早く元の生活スタイルに戻れるように努力中です。 犬の口 閉じることなき 薄暑かな 季語 :薄暑(夏)

木目込み人形 ボディー修正

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退院後、初めて木目込み人形クラスに出席。2度欠席して先週はイースターホリデーだったので1か月ぶりです。杖を突いてくるのを見て、先生2人にびっくりされました。自分で歩いてバスに乗ってクラスに参加できたのがすごく嬉しいです。人形のボディーはまだ修正中。今回は襟の重なりと左手のたもと部分をもっとふっくらさせる作業です。何度襟の部分を自分でしても桐塑が無駄に削れていくだけで、綺麗になりません。しかし一旦先生の手にかかると、写真の通りふっくらとなります。このボディー修正を自分でできるようにならなければ人形作ってます、などと言えません。まだまだ時間がかかります。 下の男の子は中級班の生徒さんが完成された作品。すごくきれいです。この方はすでに3年ほど教室に通われていて、道具を沢山お持ちです。この道具はどこで買ったの?と質問すればすべて日本で調達されてて、すごく日本通。結構私より日本に詳しい人達が多いようです。 手術が終わったので、これから通常生活に戻って、いろんな楽しいことにチャレンジしたい。行ってみたいところ、やってみたい事、沢山あります。我がご主人様はじめ家族に支えられて取り戻した健康です。感謝して楽しんで生活していきたいです。 ヌーンデーガン 五月の空に より響き 季語 :五月(夏)

歩く言うこと

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手術後2日目に歩かされましたが、ベッドから椅子まで通常3歩が2人の看護婦さんにしがみつきながら移動。椅子に座ったけどもうダメと再度看護婦さんにしがみつきながらベッドに座ったまでは覚えているのですがその後気絶。1,2,3の合図でベッドで担ぎ込まれて気が付き、天井のライトが見えて「あれ、また手術したんだ。。。」と錯覚しました。それから再度ベッドから降りれるようになったのが3日後。ゆっくりゆっくり1-2mをアマさんに手伝ってもらいながら歩く練習。ヘルプなしで歩けるようになったのが退院の前日でした。退院後、家で歩く練習をしてから、外で自力で杖を突き歩けるようになったのがまだ更に10日後。太ももに原因不明の痺れがあり、それが歩くのを不安定にしています。太ももの神経は背骨から来るらしいですが、主治医によると背骨は触っていないので、たぶん何かで腰の神経をねじったか何かではと思いますが、歩き出すようになり運動を重ねると、少しづつゆっくり回復してきています。 外で自力で歩いた時、お日様の光、鳥のさえずり、風の心地よさを体で感じました。自然がこんなに有難いもの、そして歩けるという事がこんなにも有難いものだと再認識。以後せっせと自主トレして、勤務にも戻れるようになりました。まだ歩くのはゆっくりで痛みもすこしあるので、さくらをつれて散歩に行けるのはまだもう少し先。手術を怖がってた頃、私に4月は来るのかと思ってた3月は過ぎ、無事に通常生活に戻りつつあります。治療手術なので治療する前より元気になりたいと張り切っています。 病み上がり 杖付き散歩の 五月道 季語 :5月道(夏)

手術

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手術を決めてから1か月。緊急でない治療手術なので、手術を決めてから当日までの心の葛藤がきつかったです。痛み止めアレルギーの私は手術に欠かせない痛み止めの使用に注意が必要。アレルギーの為、手術に対する恐怖も一層大きかったです。従来なら麻酔医は入院してから顔合わせしますが、主治医に診察に行った日に麻酔医が自ら顔合わせを申し出てくれました。じっくり話をし説明してくれて本当にこの日に麻酔医と会えてよかったと思えました。40過ぎくらいの小柄の髪の長い可愛い女医さんです。主治医は40半ばかな?男性で腸専門の腹鏡腔手術を専門とする先生。診察も説明もしっかり丁寧で自信をもって私を担当してくれます。良い先生2人に担当してもらって手術に臨むことができました。 手術は麻酔で寝てる間に終わりましたが入院は8日。今まで経験したことのない体の変化や不安な時もありましたが、我がご主人様がいつも笑顔で励ましてくれて、毎日数時間来てくれてお医者様と話してくれて、顔は拭いてくれる手を拭いてくれる、自分でおかゆを作って持ってきてくれる、毛布を整えてくれるで感謝、感謝です。娘はアメリカらお花を送ってくれ、息子もお花をもって毎日お見舞いに来てくれました。アマさんも毎日来て面倒みてくれる。家族のいる香港で手術を決断して本当に正解でした。 四つ角の 黄信号走る 薄暑かな 季語:薄暑(夏)

病窓からの風景

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大腸憩室炎を5年連続5回発症し、3回目くらいからお医者様に手術を勧められ5回目にはよく考えるようにと言われました。それでも踏ん切りがつきませんでしたが、前にかがむと圧迫感が発生するようになり受診すると炎症を起こしている部分があるのだろうとのこと。すでに憩室のある部分の腸は固くなってるし、炎症がひどくなって憩室が破れて緊急手術と言う状況を防ぐ為に、腹鏡腔手術でS字結腸裁断手術に踏み切りました。手術と言うと「緊急」とか「命をつなぐ為のもの」との概念があった私は、今回決断した治療手術は「今」でなくてもよかったのではないか、本当に手術は必要なのかとか、怖いという気持ちと一緒に私の決断は正解なのかと色々考えましたが、年を重ねるたびに回復も遅くなるのでやはり「今」と決心しました。 手術の1週間前から乳製品や野菜を控え、3日前から食べれるのはご飯や麺、肉類のみ。入院当日に下剤をかけて翌朝の手術に臨みました。ストレッチャーに乗せらて手術室のドアーをくぐると待機室がありナースが名前の確認、手術の内容を説明します。その後たくさん手術室が並ぶ中、廊下でドクターやナースがドラマのように手を洗っています。その廊下を通り抜けて手術室に入ると中はスペースシャトルのコックピットみたい。たっくさんの画面と天井からのライトが吊下がっていて冷蔵庫のごとく寒い。温風を体に送ってくれます。ナースがメスとかを用意する金属音が響いています。麻酔医が入ってきて、ちょっと簡単な会話をし、主治医が入ってきてグッドモーニングの挨拶をして、麻酔医が「麻酔かけますよ」と言われたまでは覚えてますが、名前を呼ばれて気が付くと終了。ドラマのように意識のある間にライトを付けられ、医者たちが手袋をつけて取り囲み手術がスタートするのかと思ってましたが、何気なく普通に麻酔をかけられて気が付けば終了でした(笑) 衣替 ゴム口咥へ 髪束ね 季語 :衣替(夏)