病窓からの風景











大腸憩室炎を5年連続5回発症し、3回目くらいからお医者様に手術を勧められ5回目にはよく考えるようにと言われました。それでも踏ん切りがつきませんでしたが、前にかがむと圧迫感が発生するようになり受診すると炎症を起こしている部分があるのだろうとのこと。すでに憩室のある部分の腸は固くなってるし、炎症がひどくなって憩室が破れて緊急手術と言う状況を防ぐ為に、腹鏡腔手術でS字結腸裁断手術に踏み切りました。手術と言うと「緊急」とか「命をつなぐ為のもの」との概念があった私は、今回決断した治療手術は「今」でなくてもよかったのではないか、本当に手術は必要なのかとか、怖いという気持ちと一緒に私の決断は正解なのかと色々考えましたが、年を重ねるたびに回復も遅くなるのでやはり「今」と決心しました。

手術の1週間前から乳製品や野菜を控え、3日前から食べれるのはご飯や麺、肉類のみ。入院当日に下剤をかけて翌朝の手術に臨みました。ストレッチャーに乗せらて手術室のドアーをくぐると待機室がありナースが名前の確認、手術の内容を説明します。その後たくさん手術室が並ぶ中、廊下でドクターやナースがドラマのように手を洗っています。その廊下を通り抜けて手術室に入ると中はスペースシャトルのコックピットみたい。たっくさんの画面と天井からのライトが吊下がっていて冷蔵庫のごとく寒い。温風を体に送ってくれます。ナースがメスとかを用意する金属音が響いています。麻酔医が入ってきて、ちょっと簡単な会話をし、主治医が入ってきてグッドモーニングの挨拶をして、麻酔医が「麻酔かけますよ」と言われたまでは覚えてますが、名前を呼ばれて気が付くと終了。ドラマのように意識のある間にライトを付けられ、医者たちが手袋をつけて取り囲み手術がスタートするのかと思ってましたが、何気なく普通に麻酔をかけられて気が付けば終了でした(笑)


衣替 ゴム口咥へ 髪束ね
季語 :衣替(夏)

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