香港575

このPret A Mangerサンドイッチショップは、１０年以上前にハーバーシティーの中にありました。ちょっと高めだけど美味しいし、フィリピンかネパールかの英語堪能な陽気な店員さん達の対応も感じいい。よく私はランチにこのサンドイッチを食べていました。でも家賃が高くなったからかハーバーシティーからいなくなり、それ以降は食べる機会がありませんでした。 今、息子がこのサンドイッチ屋さんでアルバイトをして、帰りにどっさりとその日の売れ残りを持って帰って来ます。話を聞くと売り上げは大変良く、ランチ時間は戦争の如く忙しく、高級オフィス隣接のショッピングモールで展開してるのでお客さんは香港人を始めとするアジア人と白人が半分半分とのこと。食べてみるとお味は相変わらず美味しい！！当時なかったメニューも増え、写真のミューズリとブルーベリーソース入りのヨーグルトはどっしりと腹持ちの良いグリークヨーグルト。ティラミス、チョコレートケーキ等のデザート系も増えています。お味、品揃え、対応が良ければ、少し高くても人は買います。やはり繁盛する店は他のショップとどこかが違う。なぜ売れるのか？どうやって売るのか？息子も何かを学んだことと思います。 電話のカメラの機能が壊れたようで、修理が必要。しかし私にとって仕事の機能も兼ねているのでデータのバックアップが必要ですが私には到底自分では不可能。こんな時もオフィスのＩＴチームの存在は有難いです。自分の希望を伝えると、しっかりとケアしてくれるＩＴ部門の人達は私とは違う頭脳を持っているように思えます。 冬の灯の　赤くゆらゆら　高く燃ゆ 季語　：　冬の灯（冬）

２月上旬に娘の住む北京に遊びに行く為、娘に何のお土産を持っていこうかな？と思い巡らせながらオフィスのパントリーにあった雑誌をパラパラめくっていると、あった、あった、いいのがあった！ クルチアーニと言うブランドのブレスレット！　糸で編んであり色んなモチーフがあります。２－３本重ねてつけるのが若い人には可愛いとのことです。ビヨンセ、パリスヒルトンや芸能人が使ってるらしいです。イタリア製でまだ北京には進出していないとの事。オーシャンターミナルのＬＣＸにて２坪ほどのスペースでコーナー展開。ブレスレットのみ扱っています。目移りするほどの色揃い。たっくさんのカラーのチョイスがあります。１本ＨＫ＄18９。娘の好きなブルーとシルバー２本購入。喜んでくれるといいなぁ～。 色んなところで名前を聞くのに香港にまだ進出しないのが、Bath & Body Works。アメリカのボディーローションですがなかなか香港に来ません。家賃の高さがネックなのかなぁ～？　 土かほる　一雨毎に　春近し 季語　：　春近し（春）

この時期の香港の寒さはスカスカする、と言う表現がぴったりです。 日本のように寒くない。温度は16度ほどある。でも寒い。原因は湿度の高さにあり、香港人はこの寒さは年をとると関節や頭痛を引き起こすと考えます。 家の作りも隙間が多く、木のドアなど湿度によって伸びたり縮んだりします。 この期間、日本からお越しの日本人は、香港など暑い暑いと薄着をして、ゾクッと来た瞬間に風邪を引いてしまう方が大勢です。締め切ってもスカスカするので、犬までも寒がって電気毛布に潜り込んできます。やっぱり犬もスカスカ寒いようです。この我が犬は眠くなるとぐずるというかまってちゃんで、寒いと余計にグズグズ言いますが、電気毛布に潜り込むとコロっと寝ます。 この期間私にとって欠かせないのがカイロ。冷えると腸が痛くなる体質なので下腹部に張ります。痛み、頻尿が治まります。これらのカイロはほとんどが日本製。化粧品店の沙沙や卓悦で買えます。 寒灯の　テラス角度の　狭きなる 季語　：　寒灯（冬）

50歳を過ぎて太りに太った我がご主人様。 そんなに食べてません、大酒のみでもありません。多分ＤＮＡのなせる業。先方の親類は皆縦にも横にもビッグ。ドクターからも太りすぎを指摘されて数回、ためしてガッテンでやってた計るだけダイエットをしましたが全く効果なし。 そんな時、毎晩夕食スープはとうもろこしに、と我がご主人様の決定。理由は骨付き肉が高いから。。。煮込んだ骨付き肉は息子が好きなんだけどなぁ～。しかし毎朝の朝食をとうもろこしだけに変えてからびっくり。おなか周りも少しだけ小さくなり、4キロ減！とうもろこしは糖分が多すぎるのではとウェブで調べてみると、とうもろこしダイエットなるものがあるほど、とうもろこしはダイエットに適していることが判明。とうもろこしスープも甘くて美味しいし、繊維多くて健康的。これはしばらくやめられません。 土香る　一雨毎に　春を待つ 季語　：　春を待つ（春）

香港は空前の日本食ブーム。　ラーメン、居酒屋、寿司、アイスクリーム何でもあります。 人気のお店は人が並んで入店を待ちます。この日来たのは九龍モディーロードの炎丸水産。 香港人の経営で、日本人経営店との違いはお刺身の大きさと太さが違うこと。大きくて太く切ってあります。日本と香港の違いは、喫茶店で出るレモンスライスにもあります。日本では吹けば飛ぶような薄っぺらいレモン。反して香港はザクザク切ったレモンが何枚も入っています。 今、円安で香港と中国大陸から日本への旅行客が大勢行っています。以前と比べると何でも安く感じます。旧正月にも沢山の観光客が行きます。人気は東京、大阪等の都市を除くと北海道と沖縄。香港ドル建てでお給料をもらってると日本円に換金する時お徳感がありますが、香港で生活してる分には特に何も変わりません。 節分に　妹豆を　悔しがり 季語　：　節分（春）

香港人はスープ好き。自分の体調に合わせて色んなスープを飲みます。オフィスにスープのデリバリーをするビジネスもあります。私はこの薬膳について全く分からないのであまり興味ありませんが、香港人家庭の主婦は家族の体調を考えてスープを作って夕食に用意します。我が家では簡単なスープは中国製の炊飯器で今まで作ってきましたが、ちょっとスープにも力を入れてみようとスープ専用機械を購入。私の大好きな機器安売り専門店「億世家」です。来週には必ずトライしようと張り切っています。 スープと言えば日本人は味噌汁。私はオフィスでのお弁当時にほとんど毎日味噌汁を飲みます。方法は家から一回分のお味噌、乾燥わかめ、とろろ昆布、麩を持っていき、少しの昆布茶を入れてオフィスでお湯を注ぎ完成。簡単で美味しい、お腹も満たされます。 節分に　父鬼の面　目の優し 季語　：　節分（春）

香港人の我がご主人様の義妹は質実剛健。毎日ジーンズとスニーカー、化粧もしません。自分で会社を切り盛りし、人様に合う職種でないのでそれはそれで結構。そんな義妹が私に送ってくる請求書を入れる封筒も一度使ったものです。 さてその封筒ですが、封の開け方は雑、もと来た所の社名、住所をボールペンでペケだけを入れ、私の名前を書いて手渡して来ます。私だけの宛先なら家族意識でそれはそれで良いのですが、私経由でほかのお客様にも同じ方法で手渡して来る。お客様にくらい新しい封筒は使えないのかと思い、我がご主人様に言うと、なんと、「この世の中リサイクルと叫ばれてるのにあなたの考えは古い。日本人は何かと見た目に拘る」とガミガミと説明されました。この兄ありて義妹ありです。義妹に連絡し、お客様ぐらいは新しい封筒を使用するように伝えましたが、さて、封筒のきれいな再利用の方法はないものか、とウェブで検索すると、ある、ある、同じ考えの方が沢山いらっしゃるのですねえ。さすが日本では折り紙のように色んな形にしたり、さすが文具王国、上張りするステッカーもあります。一番私の状況に合うのは、封筒を切り裏返しての再利用。やってみると写真のようになります。上から目線で教えられるのが大嫌いな義妹には、わざわざ教えることはしませんが、私が封筒を再利用する時は、この形でやってみようと思った次第です。 杖握り　老婆陽見上げ　春近し 季語　：春近し（春）

我がご主人様さまが友人から頂戴した乾燥ツバメの巣。中国料理の高級食材です。 ツバメが巣を作る際に出す唾液からできていて、危険な崖っぷちで命がけで採集するそうです。滋養強壮、若返り、産前産後に効果があり、コラーゲンたっぷり。この頂き物は最高級品なのでツバメの羽や不純物の混ざり物はありません。 乾燥してる状態からの作り方は1－2時間水につけて戻し、先に氷砂糖でスープを作りその中にいれて短時間加熱する。これでツバメの巣デザートの出来上がりです。今回は牛乳で作りました。こんな贅沢な食べ方は初めて、まるでヌードル状態です！美味しい！我がご主人様によると、こんな形でレストランで食べると、写真の１杯分でHK$2000ほど取られるとか。 この調理は我がご主人様も初めて、私に至っては皆目不明でウェブで料理方法をサーチしようとしても日本版のウェブでは、鳥のツバメの寝床の「巣」がズラーと出てきて、日本人にとってツバメの巣の食材とはほとんどご縁のないものです。 旧正の　食材求め　市場混む 季語　：　旧正（春）　

家では静かにＮＨＫで「行く年来る年」などを見ていますが、外では若者たちがカウントダウンで賑やかな様子。眠くて舟を漕ぎながら見た紅白歌合戦を終えて床についてしばらく。突然ドーンドーンと聞こえて来ました。花火です。カウントダウンで花火を打ち上げるとは、しばらくぶりの年末年始を香港で過ごす私は知りませんでした。私達の税金を使ってる花火なのに通知も十分がなく、香港政府はゆるーい仕事をしています。 年越しそばは乾麺を茹で、おつゆは我がご主人様がとうもろこしを茹でるのに使ったスープに麺つゆを入れて作りました。ジャスコで買ったかまぼことおねぎを散らして美味しかったです。 お節は紅白かまぼこ、数の子、白味噌が見つからなかったので普通のお味噌にお豆腐、大根、お餅、かつお節を入れて実家風のお雑煮にしました。 屠蘇を飲む　我が横に孫　ワイン飲む 季語　：　屠蘇（新年）