変な日本語


出ました、変な日本語。香港の印刷会社は日本語が分からないので、似た様な字を一つずつコンピューターで探していきます。その為日本人ならすぐに分かる間違いの、”あ”と”お”、”ぬ”と”ね”、”ツ”と”シ”が間違ってたり、小さな”っ”が大きな”つ”になってたりして意味不明になる時があります。それがチェックせずに通り、看板や広告に堂々とのってたりするのでビックリします。
今回はいちごのあまおうが”おまうあ”、ふくおかがか”かおふく”
ただこれってちょっとイミテーションっぽい?単純な間違いでなく、意図的にすべてのひらがなを置き換えてるように思えて、ちょっと悪質?

1990年代は日本の景気も良く日本人観光客が沢山香港に来ました。ただ最近はもう日本人観光客を相手にする商売は香港では少なく、免税品店で私が日本語を話してるのを聞いても、その言語が日本語と認識できない販売員がいるほど日本語はマイナーになってしまいました。今は皆が皆、中国語です。

香港の人々はイギリス領の頃は’Speak English’と強制され、中国変換後は’講普通語’と強制され大変です。しかし仕事に就くには英語が必要と知っているので英語を、商売で中国語が必要と分かってるので中国語を、そしてビジネスで日本語、韓国語など必要な人はそれらをしっかり勉強して上手に世の中を渡って歩く逞しさを感じます。


鴨川の さざめき聞ひて 春の夜
季語 : 春の夜(春)

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