お手玉 制作過程








ボディーの修正には毎回時間がかかります。実際に着物を着てる姿を想像しながら立体的にふんわりするように桐塑を足して削ってを繰り返しますが、桐塑が乾くまで時間がかかります。なのでボディー修正中は教室にボディーを残していきます。先生のOKが出ると生地の木目込みを始めます。袖の部分は3枚に分かれていますが、私は一枚布で仕上げました。その方が柄が連続して綺麗です。生地を直接ボディーに当てマチ針で止めて裁断します。ちりめんの生地が伸びないように、皺が寄らないように、切り過ぎて生地が足りなくならないように、細心の注意で裁断して木目込みます。「集中」とか「一生懸命」は50代後半になって死語となってたボキャブラリーですが、まさにこの言葉がピッタリのように時間を忘れ無心になって人形作りができるということは幸せな事です。下の写真はクラスメートの真多呂人形、連獅子の白獅子。すごく綺麗です。次は紅獅子かな?

香港で習い事をするには日本人は日本人の先生に行きがちですが、日本人の先生はほとんど駐在員の奥様。なので2-3年で香港を離れられます。先生がいなくなればレッスンは続けられません。コースによって英語で教えるクラスもありますが、こちらは高給取りの西洋人駐在員を対象としてるので授業料が高い。なので工聯會のカルチャーセンターは私にピッタリ。ただもちろん言語は広東語。私の取る人形クラスは日本語の話せる先生がおいでですっごくラッキーです👍


手首から 香水香り 立つ四月
季語 :四月(春)

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