上海蟹


香港では10月11月頃が一番シーズンの上海蟹。濃厚な卵と甘い身が人気です。黒酢と黒砂糖、生姜を混ぜたソースを付けて頂きます。身は少なく骨も多いので大変食べにくいです。高級なのでしっかり食べようと吸い付き、かぶり付き、口も手も痛い。てな訳で、私は蟹やエビを剥くのが大嫌い。それでせっせと我がご主人が剥いてくれます。料理方法は茹でるのではなく蒸します。大なべに一杯入れて約20分。活きている蟹を蒸すのでちょっと残酷に感じますが、さっとその場を離れて調理は主人担当。1年にこのシーズンだけの贅沢品です。

漢方の考えでは上海ガニは体を冷やすとのことで、食後には通常しょうが茶を飲みます。しかし我が家ではあまりそのような気にせず、しょうが茶は用意しません。特に冷えてお腹が痛くなったり等、一度も不調は発生しません。日本の食べ合わせのようなものですね。


歳末や 迷子増えしの 商店街
季語:歳末(冬)

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