春風 制作過程

久月人形学院の過程「春風」。
ボディー修正後の様子です。
先生の指導で見違えるほど、ふっくらとしました💖


修正前は体の中央にあった右足をもっと右に移し、足の中央にあった親指😂を、もっと内側に移して親指に見えるように作り、着物の裾から右足がちょこっと出てるようにします。そして着物の裾も、桐塑を足して春風に吹かれて揺れている感じを出します。


衿は首に近づくほど、下がるように段差をつけるように削ります。
手元はもっと上に持って行き、そして袖から襦袢が見えるように、桐塑を入れて襦袢を作ります。袖の袂部分は丸く削り、ふっくらと見えるようにします。


帯と体の接合点は体側に木目を深く作ります。
背中はあまり猫背ではおかしいので、適度に削ります。
本当に着物を着ているように、人間の体に近づくように、動きが出るように、はぁ~奥が深いです😅 
上記のボディー修正が約1か月半、布を木目込んで約1か月、人形1体の製作に約2か月半から3か月かかります。

先日、主人と話してて、北京の同級生たちはここ数年、旅行で忙しいらしい。
なぜかと言うと中国では孫ができると、祖父母が面倒を見ることになるからです。
「孫ができたら旅行行けなくなるから、今のうちに!」って。
私はその話を聞いて、皆元気だなぁ~と羨ましく思いました。
私なら、アマさんつけて横で見張ってるくらいなら引き受けるけど、おんぶしてだっこして、寝かしつけて、食べさせて、後を追いかけて走るなど、もう全然体力自信ありませ~ん(笑)


朝曇 息子朝シャン 念の入る
季語: 朝曇(夏)

コメント

このブログの人気の投稿

鮑魚麺

ヘアーカーラー

財布は使わない