勝ちどき 最終仕上げ


端午節の祝日を利用してほとんど仕上げた「勝ちどき」。クラスに持って行くと先生たちから「よく頑張りました」と褒めてもらいました。そうすると後は最終仕上げです。


襟の部分は体から首に向かって大、中、小とだんだん細く小さくします。首に一番近い襟は、あまりに小さく生地を扱いにくいので紙で芯を作り生地を糊で付けて、そして木目込みます。


箱から出した「頭(かしら)」の髪はボサボサ。歯ブラシにすこし水を付けて、ゆっくりそっと梳かします。その時、水が作品に落ちないようにビニールで肩を覆います。おどろくほど髪が真っ直ぐになります。その後ギザギザの髪は切り揃えます。ビニールの上からティッシュを置くと良く見えて切りそろえやすくなります。ケープをつけて美容院で髪を整えてもらっている人間の姿のようです。

前回、分からなかった足の付け根は、わたしのやり方で正解。はさみでぐるっと切り抜く方法で問題ありませんでした。足裏はやはり足裏からくるっと足首まで巻く形でした。初心者の私がこの「勝ちどき」で四苦八苦してるのを見て、先生も気が気でなかった事でしょう。来季の課題人形はぜひ実力の相応の人形でお願いします。


どうどうと 宥め受賞の 競べ馬
季語 :競べ馬(夏)

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