日本人形




日本を離れて33年目が来ようとしています。
若干22歳で離れたため、日本の伝統、しきたりを勉強していません。

今回の大阪滞在では人形の卸問屋がそろう松屋町商店街(大阪人は‘まっちゃまち‘と呼びます)に我がご主人様と行ってきました。お正月が近いので羽子板、破魔弓がたくさん。それにひな人形、五月人形と所狭しと並んでいます。
私が幼少のころ、お正月に両親から羽子板は贈られましたが、破魔弓の存在を知らず、また羽子板の言われも知りませんでした。 

羽子板、破魔弓とも、新しく生まれた赤ちゃんがお正月を迎える時期に送るものです。
羽子板は女の子の赤ちゃんが、四方から飛んでくる禍や危険をはねのける為に羽子板と羽根を、破魔弓は男の子の赤ちゃんが、四方にある禍や危険を打ちとめる為の弓と矢を与えるます。
生まれたばかりの生命力の弱い赤ちゃんがこの時期を無事に乗り切る為の祈りを込めて、の意味があります。

私の夢は、仕事を引退したらこれらの日本人形を手作りで作ってみたい。着物の生地を選んで木目込みでゆっくり作りたいという夢があります。夢といっても数年前にキットで小さいのを作ってから目覚めただけでそれ以降やってないんですが。まぁ、夢として楽しみは取ってあります。


水平線 日の出の空気 冷やかに
季語 : 冷やか(冬)


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