春桜立ち雛 完成

春桜立ち雛が完成しました。


このお人形のポイントは男雛の立ち襟。
襟元を他の木目より比較的広く深くして、2重に折った生地を立てて入れます。
首元の立ち襟は閉めてしまうのではなく、少し隙間を開ける方が綺麗です。

帯は生地を3重に折ります。
つなぎ目は一方の生地の土台になる部分を切り、そこへボンドでつなぎ合わせます。
そうするとつなぎ目が分厚くならず綺麗につながります。
立ち襟の2重も、帯の3重も、生地はしっかりアイロンをしてしゃんとさせます。

昨年9月まで出席していた、木目込み人形クラス。
その後、デモが発生して、クラスが一番過激な場所がある為欠席していました。
少し落ち着いて、またクラスの登録にと思ってる矢先に、この新型肺炎騒ぎ。

クラスには毎週土曜日3年間通いました。
この立ち襟や帯の作り方はクラスで教えてもらった知識です。
この知識がなければ、今、この自分で独学してる方法もやり得ないと思います。
師範科のお人形は、このあと製作開始する唐子人形で最終。
その後、教授検定のお人形となります。
このまま独学を続けて、教授免許が取れればと思います。


ナフタリン 匂ふ雛出し 髪撫でる
季語 : 雛(春)

コメント

このブログの人気の投稿

鮑魚麺

ヘアーカーラー

財布は使わない