雪解 製作過程

袖が身体からすこし離れているように作ると、人形は立体的になります。
その為には:
*袖側だけを削ります。
*身体側は削ってはいけない。身体側を削ってしまうと、身体のその箇所が下がってしまい不自然。
そりゃ人間でも胴体がへこんでいる人っていませんよね(笑)


袖が割れている箇所は、割れ目のみで両袖を離してはダメ。
着物を着ると、袖の生地はたもとでぴったり合わさってるはずですよね😐


人形によっては、始める前から身体が斜めになってたり、木目が綺麗でない物もあります。真っ直ぐにしてあげて、足りない箇所には桐塑を足します。


木目ははっきりと、深さは深ければ深いほどベターです。
なるべく深く掘ります。


返還を 祝えぬ人も 来し花火
季語 :花火(夏)

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